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履修登録

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新しい風が舞い込んでくるこの時期、大学に無事入学された方々や進級された方々はとりわけ様々なことに出会える予感に満ち溢れていると思われます。

しかしそんな中、おそらく多くのかたはこの言葉に強く反応するのではないでしょうか…

それは

 

 

 

 "履修登録"

 

 

 

入学された方々としてはおそらくあまり聞き覚えのない言葉であり、今までに何回かおこなったことのある方々としては「あぁ…またか…」となる言葉かと思われます。

さらにはその期限がおよそ2週間前後しか無いというのも、その思いに拍車をかけるかと…

今回、この記事ではその履修登録について記載いたします。

ご理解の足し、及びおさらいにお力添えできれば本望です。

 

目次

  1. そもそも履修登録とは
  2. 履修登録の組み方
  3. 注意点
  4. まとめ

 

1.そもそも履修登録とは

 簡単に表現すると履修登録とは、その学年(もしくは学期ごと)に受けようと思っている授業科目を所属する学校に登録することです。

 具体的例としては、ある学校ではその学校専用の履修登録サイトで自分の受けたいと思う授業科目を入力をして、それを送信することにより完了します。

 基本的に履修登録をしていない科目の授業は受けることができません。仮に受けることができたとしても、単位を取得することはできません。

 このためうっかり履修登録をし忘れた…ということがあると今後の大学生活に支障をきたす場合があります。

補足:

大学では科目履修登録して、その科目の授業に規定数出席し、テストやレポートなど科目ごとの評価方法の基準を満たすことで、単位が認定されます。また、科目ごとに成績(SやAなど)がつけられます。

 ある科目ではその単位数が2単位であったり、1単位であったりします。この単位数を、その学校の定めた基準値以上取得することで進級や卒業などができます。

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2.履修登録の組み方

 履修登録を組むときにまず始めに何を確認すれば良いかというと、お勧めは進級要件卒業要件です。

 その学校の学生便覧といったものやガイドブックといったものに載っていることが多いです。

 進級要件には進級するのに必要な単位数が、卒業要件には卒業するのに必要な単位数がそれぞれ記載されています。(学校によっては異なる表現が使われている場合があります。)

 進級要件を見ると、その学年の間に最低限それぞれの分野で何単位を取れば良いのかなどということがわかります。

 卒業要件を見ると、卒業に向けてそれぞれの分野で何単位を取っておかなければいけないかなどについてわかるため、大学生活全体のプランを考えやすくなります。

 その際、必修科目(必修単位)や選択科目(選択単位)という記載が目につくかと思われますが、少なくとも必修科目(必修単位)とは絶対に取得しなければならないものと認識しておくと良いでしょう。

 まずはこれらを確認して、自身が今の学年に何の科目(単位)を取得しなければいけないか把握しましょう。

 

 次に確認すべきものは、その学校にて何かしらの資格取得資格取得につながる学修を考えている人の場合は、その学校のどの科目(単位)が取得したい資格につながっているのか、そしてそれは何年次に履修可能なのかについてです。

 大体はその学校の進級要件や卒業要件が載っている冊子に記載されています。そちらを確認しましょう。

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 そしてさらに確認すべきもの教育課程表授業時間割表です。(学校によってはカリキュラム表など異なる表現が使われている場合があります。)

 教育課程表とは、その学校にて何の科目が受けられるかズラーっと並んでいる表です。また、各科目の単位数も確認できると思われます。

 授業時間割表とは、何曜日の何時限目に何の科目が開講されているか書かれている表です。

 これらを見ながら、これまでに確認してきた内容と組み合わせて1週間の授業計画を立て、履修登録をしましょう。

 しかしどう頑張っても、取りたい科目同士が同じ曜日の同じ時限にあるケースが出てくると思います。この場合は、どちらかは別の学年でも取れるかなどを確認しましょう。

 

 なお、どうしても科目によっては単位を取る(単位を認定される)ことが難しいもの(例:テストが難しいといったことや宿題が多めなど)と簡単なもの(例:出席しているだけで単位が認定されるなど)が出てきます。

 もし、興味のあまりないこと且つ避けようと思えば避けられる科目ならやはり回避したいですよね。

 残念ながら必修科目や資格取得に必要な科目なら避けようがないですが、ただの選択科目なら他の科目で代替えることが可能な場合が多いです。

 このためあらかじめ、とりわけ履修登録をしようと考えている科目については「シラバス」という、「科目の説明書き」を一読しましょう。

 おそらく評価の仕方や授業の進め方が記載されています。

 自身に合うか合わないか判断する材料になると思います。

 さらにはあらかじめ科目の様子を知ることで、学びの深め方をひと足先に考えることやより良い成績を獲得できる助けになると思われます。

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3.注意点

 履修登録をするにあたり注意点が3点あります。

 1つ目は、空き時限(空きコマ)がもったいないからといって科目を詰め込みすぎることです。

 これをやってしまっても各科目頑張れるなら問題はありませんが、人によってはヒドくツラくなってしまい疎かになってしまうことがあります。

 大学ではGPAというものがあり、これは取得した各科目単位の成績評価を数値化し、ある一定の計算方式で算出されます。この値を参考に、所属する学科内や学部内などで順位付けされることがあります。その順位によっては研究室配属の際の選択権が弱くなってしまったりします。

 科目を詰め込みすぎて疎かになる科目が出てきてしまうとあまり良くない成績を取ることになり、GPAを低下させることにつながることがありますので、ご注意ください。

 

 2つ目は、先の学年で何をしたいか、何を行うかを見据えずに履修登録をしてしまうことです。

 例えば大学在籍中に海外留学をしたいといった際、大学によってはその留学自体が単位数に考慮されるところもありますが、されないところもあります。後者の場合、あらかじめ多くの単位数を取得しておかないと留年につながることがあります。

 

 3つ目は、周りの人達に流され過ぎないことです。

 ある人が「この科目はとても難しいって聞いたよ」と言ったとしてもすぐに信じてしまうのは危険です。意外と自分にとっては簡単だったりすることもあります。しっかりと見極めましょう。

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4.まとめ

 履修登録は大学生活をより充実したものにするためにもとても大切です。

 進級要件や卒業要件など確認した方が良いものがたくさんありますが、しっかりと何の授業をいつ受けるか計画を立て、履修登録をしましょう。

 

 履修登録が難しい、誰かに相談したい、自分に合った作成例が欲しいといったことがありましたら以下に記載するリンク先の「大学進級指導コース 履修登録サポート」にて承っておりますのでお気軽にご相談ください。きっとお力になれます。

 もちろん自分で頑張るのもとても良いと思います。

 皆さんにとってより良い履修登録ができますように。

 お忙しいところ、ここまでお読みくださりありがとうございました。

 

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